おねいさんとよんで
いつからか、すぐ人に憧れて、羨んで、妬んで、嫉み、僻むような、そんな人間になりました。
こ、こんなはずじゃなかったのに!!!
それはさておき。
憧れの人を追いかけ回すのって、楽しいですよね。
あれ、楽しくないですか?
もちろん本人にはバレないようにこっそりと追いかけます。おお、こわ。
私の場合、
願わくばまるっとパクってああなりたい、という感じの憧れ方なので、我ながら厄介だなぁと思っています。
その昔!
私がまだまだひよっこだった頃!
面倒な憧れ方を身につける前のお話!
登下校の時、よく声をかけてくれた中学生のお姉さんがいました。
小学生にとっての中学生って、
制服も着てるし、背も高いし、なんだかすごく大人びて見えるわけで。
少なくとも当時の私は笑い返すことはおろか、手を振ることすら出来ませんでした。
集団登校のグループの中で最後まで手を振り返せなかったのは私だけだったような。
そんな私にも、会う度に明るく声をかけて手を振り続けてくれて、すごく素敵にみえました。
でもまぁ、もしかしたら私の記憶でぐっと美化しているだけかもしれないのだけれど。
気がついたら、当時のあの人の歳なんてとうに越して、制服を脱いでから1年近く経つのに、
なかなか彼女みたいにはなれません。
それでもあの人みたいになりたいから、
私は今日もニコニコヘラヘラと笑っているんだと思います!
......ですが、最近ふと気づきました、
あの人のイメージが、某しんちゃんのななこおねいさんに重なるのです。
おねいさん。
お姉さん、じゃなくておねいさん。
気づいたあの日から、私は彼女になりたくて仕方がありません。
安孫子 朋佳
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劇団綺畸2017年度新人公演
『虚像を抱いて死ね』
作・演出 黒橋拓
3/17(土) 19:00
3/18(日) 14:00/19:00
於 駒場小空間
全席自由席
入場無料・カンパ制
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